(2)“犯罪者のファン”の心理を覗くスリラー『レッドルームズ』監督インタビュー 「この映画には100通りの解釈がある」 - (Page.8/10)
――私がもっともショッキングに感じたのは、アニメや映画のコスプレをするファンのように、ケリー=アンヌが被害者の格好をして裁判の傍聴をしようとするシーンです。このシーンのアイデアはどのように生まれたのでしょうか。モデルという彼女の社会的なアイデンティティが失われたとき、彼女はそれ以外の反社会的な世界に没入するしかなくなったのでしょうか。
プラント監督:考えてみると、モデルの仕事自体がコスプレのようなものですね。撮影中、ケリー=アンヌは様々な役を演じ、着るものによってアイデンティティを変えます。
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