「1億円って…マジ?」 大金に沼る人間の狂気とは 鬼才・城定秀夫監督が描く最恐の“ヒトコワ”サスペンスの魅力 / 他 - (Page.5/11)
そんな中、これまで人間の狂気的な一面を数多く映し出してきた鬼才・城定監督が最新作『藁にもすがる獣たち』で映し出すのは、「見えない狂気」とは真逆の「剥き出しの狂気」だ。持ち主不明の1億円が詰められたボストンバッグを巡り、血眼になって騙し、金を奪い合う登場人物たち。認知症の祖母を持つ底辺YouTuber、ヤクザに追われる不良警官、異常なほど金が好きな夜職悪女、女に騙されたヤクザの親分、為替投資に失敗した主婦…など、様々な事情を抱えた人物が“大金の魔力”に憑りつかれ、次第に狂気の箍(たが)が外れていく。
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