(2)「画面が見えているかのようだった」──視覚障害者へのユーザー調査で、私たちが“思い込み”に気づかされた話。アクセシビリティ[中編] - (Page.5/12)
画面の上から順番に指をスライドさせて項目を読み上げるのではなく、操作したい機能があるであろう場所を直接タップしてフォーカスを当てる、という使い方をされていました。
この様子を拝見して、私たちが「目の見える人」にとって使いやすいものをきちんと作れていれば、その構造はスクリーンリーダーを使う方にとっても記憶しやすく、結果的に使いやすいアプリになるのだと実感しました。
長島 本当にそうですよね。ユーザーはアプリを使う中で「このアプリはこういう構成で、こういう流れで操作する」というメンタルモデル(※)を頭の中に作り上げていく。
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