基礎年金3割底上げの裏側――会社員にとっての衝撃的な影響とは? - (Page.5/12)

 
税金、年金

この「基礎年金3割底上げ案」によって、その20万円から7,000円ずつ引かれる形になり、実際に受け取れる年金は毎月19万3,000円に減る可能性があるのです。

さらに、この削減は65歳から100歳までの35年間続くため、合計すると約294万円もの年金が減る計算になります。つまり、国民年金受給者の給付水準を維持するために、厚生年金受給者の年金が削られるという仕組みなのです。

国民年金・厚生年金はどちらも中長期的に減っていく

ここで重要なポイントは、国民年金も厚生年金も、将来的には減少する傾向にあるということです。

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