(1)“犯罪者のファン”の心理を覗くスリラー『レッドルームズ』監督インタビュー 「この映画には100通りの解釈がある」 - (Page.4/11)
パスカル・プラント監督:コロナ禍に実録系犯罪ドキュメンタリー番組を見ていたのですが、裁判所や法廷に潜り込んでいる犯罪者のファンが登場するカットを見るたび、連続殺人犯の物語よりも彼女たちのストーリーの方がずっと面白いだろうと思っていました。そのうち、本当に犯罪者グルーピーを理解したいと思うようになったんです。いったい何が彼女たちを駆り立てているのでしょうか?
リサーチをするなかで、この現象がとても広範囲に及んでいることを知り、私たちの社会の縮図だと思うに至りました。だから、彼女たちを批判的に描かないようにしたかったのです。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
© TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.