長澤まさみ主演、映画『おーい、応為』大森立嗣監督インタビュー「この作品で運気が上がる、みなさんのお守りのような映画になれば」 - (Page.3/12)
応為は、葛飾北斎というとてつもない才能の脇にいるけれども、応為そのものにも絵を描く才能があるんです。でも応為は、北斎の横にいる人生を選びました。自分よりも他人を活かすことを選んだ人が、今もう一度新しく見えたと言いますか、もしかしたらみんなの希望、争いや分断が起きないきっかけになるのかもしれないと思ったんです。
でもそれは大きな側面で、本当のところはどうか分からないけれども、応為という女性はあの時代の中で自分の好きなようにふるまって生きているけれども、北斎という人に対して深い愛を持っていると。でも自由だから親子げんかもあるわけで、そういうところに大人の人としての魅力を少し感じたんです。
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