長澤まさみ主演、映画『おーい、応為』大森立嗣監督インタビュー「この作品で運気が上がる、みなさんのお守りのような映画になれば」 - (Page.4/12)

 
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今の世の中、あれこれダメだとルールがたくさんある中で、自分が自分がと、わたしがわたしがではなく、北斎のためにやっている風にしている姿勢とでもいうのか。もちろん自分のためにも描いているのですが、それでも一歩下がっているというか、そういうところに僕の解釈で魅力を感じたんです。

応為と北斎は、少し距離を取っているところがいいですよね。お互いがお互いを認めているという言い方が出来てしまうところなどは、逆にグッと来るというか、分かりやすい優しさではなくて、遠回しで不器用だったりするけれども、根底に愛情が見え隠れするところがいいなと思いました。

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