4頭の未確認動物“サスカッチ”の暮らしをドキュメンタリータッチで描く『サスカッチ・サンセット』監督・ゼルナー兄弟インタビュー - (Page.3/11)
――サスカッチ(未確認動物、別名ビッグフット)という存在とどの様なきっかけで出会い、どんな部分に魅了されたのでしょうか。
ネイサン:30秒ほどの粗い画質で、サスカッチが野原を横切るという有名な映像をテレビで見たのがきっかけです。得体の知れない映像に対して、誰もが携帯を通して真偽を話し合うような時代ではなく、当時はその映像の真偽に関して大きな議論が巻き起こるほどでした。子どもの頃にそのようなことを通じて、写っているものを人々が信じ込んでしまうほどの強い力が映像にはあると知ったのです。自分たちが映画制作を始めても持っている映像愛にも繋がる体験であり、出会いでした。
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