(2) すべての登場人物が愛おしい、ちょっとおかしな人生讃歌――映画『海辺へ行く道』横浜聡子監督・原田琥之佑・麻生久美子インタビュー - (Page.2/11)
原田:台本をいただいて、奏介は5歳ぐらいの精神年齢だけど芸術に向き合う時は大人顔負けの芸術家のような二面性を持っている子だなと思いました。幼い弟がいる友達の家に行って観察したり、身振り手振りを大きくして演じる様に心掛けていたり。監督からは声をワントーン高くしてと言われていたので、そうやって中学生らしさが出る様に。それでいて、絵を描く時は大人っぽいだろうなと思ったので、いつもの奏介ではない雰囲気を出そうと。あと、どこを見ているのか分からない雰囲気を出したかったので、人の目を見ずにどこか2点くらいを見る様にしていました。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
© TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.