(1) 炎上を疑似体験できる「絶対にバズるSNS」が話題、“無理やり粗探しをするAI”開発の裏側とは? - (Page.9/11)
集めた例をもとに、「事実をわざと誇張する」「関係ない部分を突っ込む」といったルールをプロンプト(AIに与える指示)に落とし込みました。通常のAIは正しく理解して答えるのが得意ですが、ここでは“無理やり粗探しをする役割”を与えたわけです。
とはいえ、誹謗中傷や人を傷つけるような表現は使いません。笑える理不尽さに限定することで、エンタメとして楽しめる体験に仕上げました。AIに「何を言わせるか」ではなく、むしろ「何を言わせないか」を調整することに時間をかけました。
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