愛と暴力と筋肉と。 『セイント・モード/狂信』監督が手掛けるクィア・ロマンス・スリラー『愛はステロイド』8月公開[ホラー通信] - (Page.8/11)

 
映画

官能的なクィア・ロマンスから、フィルム・ノワール、ボディ・ホラー、シュールレアリズムまであらゆるジャンルを横断する本作は、ゴッサム・インディペンデント映画賞をはじめとする世界各国の映画賞に44ノミネートを果たしており、鬼才ジョン・ウォーターズは2024年最高の映画として本作の名を挙げている。

舞台は1989年。トレーニングジムで働くルーは、夢を叶えるためにラスベガスに向かう野心家のボディビルダー、ジャッキーに夢中になる。しかし、町で警察をも牛耳る凶悪な犯罪を繰り返す父や、夫からDVを受け続ける姉を家族に持つルーの身の上によって、ふたりの愛は暴力を引き起こし、ルーの家族の犯罪網に引きずりこまれることになる。

色気とスリルと暴力とバキバキの筋肉が入り乱れる独特な予告編はこちら。

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