父の突然の死、認知症の母の介護――でも、何かがおかしい 酒井善三監督作『遺愛』“呪い”と異変をめぐる調査資料(1)[ホラー通信] - (Page.7/12)

さらに、この家に漂う空気を切り取ったような30秒ほどの資料映像がこちらである。破られた父の遺影、薄暗い和室に佇む日本人形、家の中に安置された父の遺骨。そして、部屋には風が吹き込み、白いカーテンが揺れている。穏やかな日常のようで、少しだけ心がざわつく。狂気の歯車は、まだ回り始めたばかりだ。
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