イランの巨匠が撮る社会派サスペンスの最高峰『シンプル・アクシデント/偶然』を森達也(映画監督・作家)が語る - (Page.7/10)
反体制の映画の出演することによって晒されるおのおののリスク、検閲を避けるための秘密裏の撮影やゲリラ的な状況も想像される中で成立している芝居に、「そこは本当にすごい」と称賛します。
作品の主題については、“誰か個人が悪なのではなく、問題は体制そのものにある”という視点を強調。「映画的には悪いやつを造形したほうがわかりやすいし、感情移入もしやすい。でも彼は絶対にそれをやらない」と語る。
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