世界水準の映像美と、“お約束”を裏切る演出 ホラー映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』に詰め込まれたこだわり[ホラー通信] / 他 - (Page.7/11)
そして、監督の緻密な設計思想を美術面から具現化したのが美術の林田氏だった。林田は、ホラーファンが抱く“館ホラー”のイメージを丁寧に受け止めながらも、そこへ本作ならではのオリジナルなエッセンスを注入。観客が無意識に抱く先入観を巧みに利用し、それを驚きや恐怖へと反転させていく空間設計によって、本作ならではの“極上のお化け屋敷体験”を作り上げていく。霊媒師の主人公が行う儀式シーンでは、ゾートロープ(回転のぞき絵)や鏡、ろうそくといったアイテムを駆使しながら、スタイリッシュな映像表現と音楽を融合。どこか現代的な感覚をまとった異様な空間を創出している。
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