長澤まさみ主演、映画『おーい、応為』大森立嗣監督インタビュー「この作品で運気が上がる、みなさんのお守りのような映画になれば」 - (Page.7/12)

 
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つまり、勝手にこぼれ落ちて来るものがいっぱいあるというか、要求すればいろいろな演技を見せてくれると思うけれど、そうじゃないんです。舞台挨拶で海人くんが言っていましたが、俳優という職業は役が憑依してきて演じるのではなく、存在そのものが問われていると。長澤さんは、自分そのものを問われているということが無意識的に分かっている。長けている。その結果、観ているお客さんにも、僕たちと同じ地平に生きている人を見ているような親近感がわく。そこが長澤さんの一番の魅力なんだろうなと僕は感じているんです。

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