(2) すべての登場人物が愛おしい、ちょっとおかしな人生讃歌――映画『海辺へ行く道』横浜聡子監督・原田琥之佑・麻生久美子インタビュー - (Page.7/11)
麻生:横浜さんご自身に子供心を忘れていない部分があるじゃないですか。
横浜:う〜ん、自分ではあまり分からないんですけどね(笑)。
麻生:滲み出ているその自由さが、きっとこういう素敵な作品作りに役立っているのだなと私は思います。
――作品全体の映像の色味もすごく好きでした。
横浜:編集が全部終わった後に、カメラマン・撮影技師の月永さんがグレーティングという作業をしてくれるのですが、この色味に調整してくれました。目を閉じた後にも思い浮かべてもらえるような色味にしたいなと思ってこだわったのですが、最近の映画ではあまり見かけない色味だそうです。
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