(2)【対談】黒沢清監督×『遺愛』酒井善三監督(2) 観客にまで押し寄せてくる狂気を描く[ホラー通信] / 他 - (Page.6/12)
その中で、こういう方法なら、低予算の中でもやりようがある、と思ったんですよね。なので今回もそれを割とやっていて、記憶なのか実際のことなのか、書いてる方もよく分かってないけど、混濁していくっていうものを入れておくことで、何かしら心理的な圧迫感みたいなものをお客さんも感じてくれるかな、と思ったんですよね。
黒沢:そういう「現実なのか妄想なのか、だんだんその境目をなくしていこう」という発想って、例えばどんな映画の影響とか、「この映画みたい」とかあります?
酒井:ちょっとありきたりかもしれないですけど、リチャード・フライシャー監督の『絞殺魔』です。
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