映画『ひとりたび』岡本玲インタビュー「白と黒じゃなく、グレーのグラデーションの中を生きる」 - (Page.6/11)
──完成した作品もまさに、良いドライさがあって、優しい作品だけどウェットじゃないですよね。
そうなんです!そこがすごく好きなんです。私は物語の中の過剰なウェットさが苦手で、人って感情的な部分を出来るだけ人に出したくないと思って社会で生きていると思うのですが、なぜ物語になると突然あんなに気持ち良く泣いているんだろう?って。それは、自分の昔の芝居に対しての反省点でもあるのですが、泣きたくないのに漏れる涙が一番胸に来るのではないかと思うんです。『ひとりたび』は、そういう表現がたくさん詰まった作品だなと思います。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
© TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.