「精神をすり減らす消しゴム」などのユニークな商品を生み出すクリエイターの発想術とは? - (Page.6/10)

 
生活、趣味

ただ、実際に商品として形にしていく段階になると、現実的な課題が多くなります。

特に苦労するのは、販売価格と原価のバランスが取れるような工場を探すことや、試作品が思っていたイメージと違った場合に工場側と調整を重ねる点です。このやりとりには毎回かなりのエネルギーを使います。

そういった課題は、一つ一つ経験を積むことでしかうまく乗り越えられないと感じています。もちろん、工場に説明する際の資料の作り方や伝え方を工夫することである程度は改善できますが、作るアイテムごとに仕様が違うため、毎回新しい工場と交渉する必要があり、簡単にはいきません。

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