2017 年、実際に起こった主婦たちによる金密輸事件に着想 新鋭・天野千尋監督が描く “社会的弱者のリベンジ”と“シスターフッドの物語” / 他 - (Page.5/12)

 
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彼女たちはタンクトップの内側に縫い付けたポケットなどに金塊を隠し、金1キロ当たり約1万円の運搬報酬を受け取ったとされており、“韓国に行くついでに小遣いを稼ぐ”アルバイト感覚での犯行だったという。

一見、金密輸とは無縁に思える人物たちによって起こされたこの大胆な事件は、本作のメガホンをとった天野監督の心に強く刺さった。「主婦が金塊を密輸、しかも下着に隠して、とはどういうことなんだろう、と関心を持ちました。事件そのものよりもどんな暮らしをしていた人たちなのか、どのように計画したのか、というその背景の部分に興味が湧いて、想像が膨らんでいきました。」と、監督は語る。

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