「金利が安いだけでは危険」その住宅ローン、ホントに大丈夫?専門家が見た“やりがち失敗”をお伝えします - (Page.5/11)

 
ローン、住宅ローン

不動産会社などから「Sさんならこの金額まで借りられますよ」と言われ、特に比較検討もせずに契約してしまうケースは非常に多くあります。ですが、審査に通るかどうかは「貸す側の論理」であって、「無理なく返せるかどうか」は別問題です。たとえば、子どもが生まれたことで生活費が増え、想定以上に家計が苦しくなり、返済が困難になるという事例もあります。

そもそも不動産業者が提示する返済比率は「額面年収ベース」であり、手取り収入ベースで考えないと実際の負担感を正しく把握できません。大切なのは「審査に通ったから」ではなく、「無理なく返せるかどうか」を基準に判断することが大切です。

新着記事