2026年4月に始まる独身税は、高額療養費の改悪より厄介な3つの理由 - (Page.5/11)

 
ライフ、社会保障

厄介な理由1:長期間に渡って影響を受ける

公的医療 保険には共通して高額療養費という制度があるため、1か月あたりの医療費の自己負担は、自己負担限度額までに抑えられます。例えば年齢が70歳未満で、年収が約370~770万円の方が入院して、100万円の医療費がかかった時の自己負担限度額は、次のような計算により月8万7,430円です。

8万100円+(医療費の100万円-26万7,000円)×1%(0.01)=8万7,430円

そのため医療機関に30万円(100万円の3割)を支払っている場合、申請によって21万2,570円(30万円-8万7,430円)が、高額療養費として還付されます。

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