(2)『CASSETTE BOY/カセットボーイ』レビュー:存在と認知をめぐる旅が奥深いパズル・アクション - (Page.4/11)
確率50%なので、生きているのか死んでいるのかはわからない。いやいや、そもそも猫が死ぬなんて残酷だ!……などなど色んな回答があると思うが、量子力学的な回答としては、「箱を開けた瞬間に猫の生死が確定するので、それまでは生きた猫と死んだ猫が重なった状態になっている」というもの。
そう、量子力学的には「見た瞬間、結果が確定する」のだ。「ハァ!? なんじゃそりゃ!」と思ったかもしれない。アインシュタインじゃなくとも、「だったら、私がみてないときに月はないというんですか?」と小一時間問い詰めたくなるところだ。
だが、少なくとも本作『カセットボーイ』では、「見た瞬間に、存在が確定する」。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
© TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.