(1)映画『わたしの頭はいつもうるさい』監督・脚本・プロデューサー・主演 宮森玲実インタビュー「生きていればなんだって出来るんだぞ」 - (Page.4/12)
20代前半の頃には「じゃあ自分で作品を作ればいいじゃないか」と言われる方もいらっしゃって。その方は脚本家さんだったんですけど、「もし自分が役者だったら、自分が出る作品を作るね」とおっしゃっていて、そんな簡単に言ってんじゃないよって思いながら(笑)聞いていたんです。
当時の私には作るということがすごく大きなハードルに思えていたのですが、その後も役者を続けていく中で、もっとお芝居がしたいのに、出られる機会が自分の思うほどには至ってないというか、少ないなと思うことが重なっていて。“表現したい”フラストレーションは徐々に徐々に溜まっていって、そんな中でコロナ禍になり仕事が止まったり、オーディションが激減していきました。そんな時に「映画を作ろうよ」と声をかけてくれる仲間がいて、具体的に作品作りを始めることになりました。
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