“三国志好き”なら垂涎!?「石兵八陣」に「空城の計」 三国志の識者・渡邉義浩が語る、本作の<計略>の面白さ - (Page.4/10)
現代に蘇った三国志の天才軍師・諸葛孔明が、英子のポテンシャルを最大限引き出すべく、猛者たちとの音楽バトルで知略を巡らせていく本作。本魅力であり特徴のひとつが、孔明が仕掛ける天才的な“計略”。渡邉は、今回登場する中でも特に好きな計略について、「”空城の計”です。これは相手のレベルが高くないと通じない計略なんです。三国時代、孔明は司馬懿を相手に、その能力を高く評価した上でこの計略を用いました。それが今回の映画で登場していて、素晴らしいなと思いました。三国志演義では、自分が死んでも民を守っていくという死を覚悟した上での計略なので悲壮感が強いのですが、今回はどこか楽しそうにも見えますよね。新しい形の“空城の計”で、楽しく拝見できました」と語ります。
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