睡眠中に起きている健康リスク──医学がまだとらえきれていない“社会問題”である - (Page.2/12)
睡眠中の呼吸弱化は重大な健康リスク】
●① 睡眠中の低酸素はがんの増殖を促進
低酸素環境は HIF-1α(低酸素誘導因子)を活性化し、腫瘍の増殖・浸潤を促進することが多数の研究で示されています。
つまり、睡眠中の呼吸弱化は、がんの上流に位置する可能性があります。
●② 睡眠中の低換気は認知症の上流にある
脳は低酸素に極めて弱く、特に海馬は低酸素で炎症・老廃物蓄積が進むことが知られています。
睡眠中の呼吸低下は βアミロイド排出の低下を引き起こし、認知症のリスクを高めます。
●③ 睡眠中の低酸素は心臓・血管に負荷
低酸素は 交感神経を過活動させ、血圧上昇や心房細動のリスクを高めることが報告されています。
●④ 睡眠中の低酸素は免疫を弱める
免疫細胞は酸素依存であり、低酸素環境では 免疫応答が低下し、慢性炎症が進むことが確認されています。
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