(1) 篠笛の“呼吸”を音楽に刻む――狩野泰一『WORLD PEACE』がついにリリース - (Page.2/11)

 
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世界30カ国以上で演奏を重ねてきた狩野泰一が、音楽を通して見つめ、感じ続けてきた感覚を、「平和・やすらぎ・共生」というテーマのもとに結晶させた。全13曲はいずれも、約10年にわたりライブで演奏を重ね、時間をかけて磨き上げられてきた楽曲だ。

篠笛と和太鼓を音楽の核に据え、そこにピアノが静かに呼応する編成は、音と音のあいだに豊かな奥行きを生み出す。旋律やリズムを誇張するのではなく、互いの音が空間に溶け合いながら進んでいくその佇まいは、聴く者の感覚を内側へと引き込み、静かな集中を促していく。

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