(1)“犯罪者のファン”の心理を覗くスリラー『レッドルームズ』監督インタビュー 「この映画には100通りの解釈がある」 - (Page.11/11)
しかし、少なくとも彼女はもっと人間的です。彼女には温かさがあります。私たちはケリー=アンヌとクレマンティーヌのどちらになりたいでしょうか? この映画で私が気に入っているシーンは、彼女たちが陰惨なスナッフ・ビデオを見ているシーンです。ケリー=アンヌはわずかに冷たい笑みを浮かべており、クレマンティーヌは涙目で恐怖に怯えています。この場面では、私はクレマンティーヌに共感します。そして、彼女を抱きしめたいと思うのです。
*この記事は「(2)“犯罪者のファン”の心理を覗くスリラー『レッドルームズ』監督インタビュー 「この映画には100通りの解釈がある」」に続きます。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
© TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.