映画『また逢いましょう』大西礼芳インタビュー 「身近だった介護のテーマ 施設と利用者の関係まで知れたことがよかった」 - (Page.11/11)
武藤が考案した、利用者それぞれのライフストーリーを聞き取る「ハレルヤ通信」。それは施設内のコミュニケーションを円滑にするだけでなく、誰にも訪れる死の運命を肯定的に受け入れるためのものだった。
ハレルヤのムードメーカー的な利用者だった東田梅子(梅沢昌代)の急逝や、「ハレルヤ通信」を通して初めて知る宏司の内面の思い。それに、洋子に強引に巻き込まれた新しいレクリエーションの準備。急に様々なことが起きるなかで、優希も自分自身と出逢い直す日を迎える—。
(C) Julia / Omuro
(執筆者: ときたたかし)
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