無実の罪で収監されても生きることを楽しむ――『アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓』監督・脚本・主演マイケル・グールジャン インタビュー - (Page.11/12)

 
映画

そうですね。国内で作られてる作品は少ないです。国内に暮らしているアルメニア人が200万人だとしたら、海外で暮らしているアルメニア系の人が800万人いるので、国内での活動は大人しくなりますよね。ソ連の一部だった頃は良い映画が何本か作られていたんですけれども、崩壊してからその流れもは途絶えました。
この作品が若い人にインスパイアを与えて「僕たちにも映画が作れるんだ」という流れを作っていけたらと思っています。「映画作りの環境が整っていない」といった言い訳をせずに、この作品を見て「可能なんだ」と勇気付けられたら。それが僕にとって何よりも嬉しいことです。

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