(1)オオタヴィン監督が<在宅緩和ケア>を描くドキュメンタリー『ハッピー☆エンド』で伝えたいこと 「食べる、歩く、笑う。すべてが奇跡だと感じてほしい」 - (Page.10/11)

 
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あとは、本人よりも家族の希望が強くなることもあります。本人は「迷惑かけたくない」という気持ちが先に立ってしまい、「延命治療は望んでいない」と本人が言っていても、家族の想いだけで延命を選ぶと、あとで「本当にこれでよかったのか」と後悔することにもなる。

――医療の現場はそこが難しいですよね。どちらが正しいという話でもないから。

おっしゃる通りです。どれが正解というのはないんです。だからこそ、「どうしたいか」を早い段階で話しておくことがすごく大切なんですよね。

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