「大人が作った社会には嘘や腐敗がある」 実際の事件を基にした『マルドロール/腐敗』ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督インタビュー - (Page.1/11)
「自分が大人の世界に足を踏み入れた頃、“大人はちゃんとしている”、“大人が作った社会にいれば安全だ”と思っていました。この事件が起こって、そうではないと分かったんです。社会には本当に悪が存在すると気付かされた」
『変態村』『地獄愛』のファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督が最新作『マルドロール/腐敗』(11月28日公開)で題材に選んだのは、1996年にベルギーで起こった“デュトルー事件”。少女が次々と拉致され、監禁の末に殺害されるという惨たらしい事件だ。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
© TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.